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2009年11月26日木曜日

うちの先生

勢いで連投。

今日は会社の上司にして僕の先生役の方に、AECS4に追加搭載のトラッキングツール"Mocha"の使い方を教えて貰いました。
アレま、手持ちカメラのブレがあっという間にスムーズに!!
お持ちの方でまだ使ってもいない方、一度試してみると良いですよ。アニメやCGよりは実写系の方が向いているかもしれませんが、逆に計算で作られた映像に自然なノイズを混ぜる、という意図でも面白いかもしれません。
痒いところに手が届く機能は別売りだったり、AEへの適用が昔ながらのコピペだったり、イマイチ格好が付かないのも、何かこう、親近感が沸いてきます(無理やり)。
僕も今度試してみよう。


ついでなんでこっそりブログのリンクを張っておきます。

CGやり直し

人に教えるのが非常に上手いので、皆さん分からないことがあったらじゃんじゃん聞いてしまいましょう。
さあ、もう逃げられないですよ。早くtwitterを始めてください!?(アレ

little next step

今年も残すところあと1ヶ月ほど、ということで上司の方と来期のチーム編成を相談。
どうやら、僕が今回しているラインは残しつつも、その場所は後輩に譲ることになりそうだ。立ち上げに関わってから気付けばもう2年以上、結構長く関わってきたもんだな。

途中、撮影監督を引き継いだり、流れで劇場版まで体験できちゃったり本当に色々なことを勉強させて貰った。特に2年目の今年は、作業工程へ大幅にAEのスクリプトを導入したりとちょっとしたこれまでの総決算的なことも出来た。
全てが上手くいったとはとても言えないけれど、その辺に関しての次の一歩の向かう先はおぼろげながら見えてきた気がする。これは、春までの引継ぎ期間の中で整理しつつ、次世代へと受け継いでいければ良いと思う。勿論、完成はまだまだなので若人にはこれも宿題として渡しておこう。

アニメーション制作に於ける「撮影(コンポジット)」というセクションは何だかんだ言って本当に楽しいものなので、どんな形にせよ続けていきたい。その道はとにかく奥が深く、僕はこの2年を通してやっとその深さを認識できるところに立ったに過ぎないけれど、どうせなら、これを見なかったことにして通り過ぎたりせず、その奥の景色をちょっとでも(背伸びしながら)覗き見る方へ進んで行きたい。


ということで、現実的には日々の仕事をこなしつつ手元の道具を増やしていくのみです。うちの会社は(一応)立体視の技術が売りで、僕もまたそこにいるからにはやってみたいことがある。幸いなことに、学んでいきたい分野で先を進んでいる先輩方もすぐ傍にいる。チャンスを見ては積極的にアニメにも参加しつつ、今ここにいる自分ならではの(小さな小さな)歩みを進めて行くんだぜ?